miRNA が介する転写抑制は、発生、細胞分化、細胞増殖、アポトーシスなどの広範な生物学的プロセスに重要な役割をはたすことが知られています。
本ウエビナーでは、miRNA 自身と、miRNA がターゲットとする mRNA の発現変動が、生物学的プロセスにどのような影響を与えるかを考察します。 今回の考察で使用する miRNA 発現データは、思春期特発性側弯症 (AIS) 患者の腸骨稜（骨盤の一部）の海綿骨組織から抽出された RNA をマイクロアレイで測定しものです。
miRNA が血漿中の AIS のバイオマーカーとして機能するかどうか、またこの疾患のメカニズムを、疾患とコントロールを比較することで理解できるかどうかを考察します。
