QIAGEN CLC Genomics Server は、QIAGEN ジョブノードをセットアップして、または DRMAA インターフェイスを介して既存のグリッドセットアップと統合することにより、コンピュータークラスター上での稼働が可能です。下記のシステムでのグリッド統合が、すでに確認済みです。
- SLURM 16.05.2
- UNIVA 8.4.1
- LSF 9.1.1および10.1
- PBS Pro 14.2.1
中央データストレージシステムからマウントされ、コンピューティングクラスターまたはサーバーに接続したデータフォルダーには、サーバーまたはクライアントインターフェイスを介してアクセスできます。グループレベルのアクセスコントロールは、LDAP、Active Directory、または内蔵型アクセスシステムを介して設定できます。これにより、管理者は、特定のデータフォルダーに対する読み取りや書き込み許可など、サーバーのさまざまな機能へのアクセス権や、特定のタスクの実施、特定のグリッドキューへのアクセスなどのユーザー権限を微調整することができます。
QIAGEN CLC Genomics Server の External Applications 機能 により、多くのオープンソースバイオインフォマティクスツールなどの非インタラクティブなコマンドラインソフトウェアを統合することができます。これによって、 QIAGEN CLC Genomics Workbench のグラフィカルメニューシステムを介し、独立したワークフローの一部として、あるいは、CLC Server Command Line Tools を用いて、それらのソフトウェアを起動することができます。
加えて、API と当社の Software Development Kit が採用する柔軟なプラグインシステムにより、自身のアルゴリズムを直接ソフトウェアに緊密に統合し、QIAGEN CLC Genomics Server のクライアントソフトウェアを介して起動することも可能です。
さらなる機能のカスタマイズについては、コンサルティング、開発、トレーニング、その他の専門的サービスの包括的パッケージソフト提供する QIAGEN CLC Informatics Custom Solutions チームにお問い合わせください。